原敬総理大臣平民宰相扁額淡如雲【印刷】印章は実物を押印紙箱入限定100部政友会総裁政党内閣奥州盛岡の人

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◆作者：原敬◆作品：扁額◆材質：印刷(35/100、※印章はすべて原印を捺印)◆款記：「逸山々人」◆印章：「原敬之印」白文方印「逸山」朱文単郭方印「雖千萬人吾往矣」白文長方印◆内容：「淡如雲」◆制作年：昭和63年(1983)刊行◆寸法：本紙30.3×66.6 額寸法43×94cm◆付属品：ボール紙箱、財団法人大慈会シール◆状態：シミ汚れ箇所あり。◆特記事項：アクリルパネル(※反射防止のため、撮影時には外しています)
【原敬(はら・たかし)】安政3年～大正10年(1856－1921)南部藩御側御用人・原直治の次男として陸奥国盛岡城下に生まれる。祖父・原直記は南部藩家老加判(家禄226石、「平民宰相」として知られる原敬であるが、維新後に戸主として別家分籍した際に平民籍となっており生家は士族である)。初名・健次郎。戊辰戦争に敗れ賊軍とされた南部藩にあって維新後に原家も困窮、苦学し中江兆民にフランス語を学び、明治12年(1879)郵便報知新聞社に入社。井上馨の知遇を得て明治15年に外務省御用掛となり、外交官として清国・フランスに駐在。帰国後は農商務省を経て、陸奥宗光の推輓によって明治28年、外務次官に就任。同年、陸奥の後継の外相・大隈重信と対立して退官、大阪毎日新聞の編集長に転じ、のちに同社社長。明治33年、伊藤博文のもとで立憲政友会の結党に参加し政界進出、第四次伊藤内閣の逓信大臣に就任。明治35年、第7回総選挙に岩手県盛岡選挙区から立憲政友会公認で出馬し衆議院議員に初当選。第一次・第二次西園寺公望内閣・第一次山本権兵衛内閣で内務大臣を務めたのち、大正3年(1914)野党であった立憲政友会総裁に就任、同7年9月、米騒動で退陣した寺内正毅に替わって組閣の大命降下、第19代内閣総理大臣に就任し初の本格的政党内閣を組織して藩閥政治を終わらせ「平民宰相」と称されて大正デモクラシーの象徴となる。大正10年11月4日、東京駅で原の政治姿勢に反感をもつ青年に刺殺された。正二位大勲位。雅号・一山/逸山。
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